【宜野湾】2004年8月に米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリCH53Dが宜野湾市の沖縄国際大学本館に墜落してから13日で13年となる。この間、12年10月~13年9月に普天間へ配備されたオスプレイが、昨年12月に名護市安部、今月5日にはオーストラリア沖で墜落事故を起こすなど、危険と隣り合わせの現状は依然変わっていない。

CH53大型輸送ヘリが墜落し、黒煙に包まれる沖縄国際大学=2004年8月13日午後2時半ごろ

 先月末には普天間飛行場の東側一部4ヘクタールが返還された。政府は基地負担軽減を強調するが、合意から21年がたつ全面返還の先行きは不透明のままだ。19年2月が期限となる普天間の「5年以内の運用停止」の道筋も見えていない。

 一方、県民世論に反して政府が普天間の移設先として進める名護市辺野古の新基地建設では、政府と県が新たな法廷闘争に入るなど対立を深めており、混迷が続いている。

 沖国大は13日午後2時から「語りつぐ集い」を開き、前津榮健学長が普天間の閉鎖を求め、声明を発表する。声明は6言語に訳し、インターネット上で発信される。学生による朗読ライブもある。市民団体「島ぐるみ会議ぎのわん」は午後4時から、宜野湾市役所前で抗議集会を開く。