2017年(平成29年) 12月18日

沖縄空手

敵は自分自身 忍耐強く空手の修練【道場めぐり・17】

■松林流興道館平良空手道場 平良慶孝館長

稽古で汗を流す平良慶孝館長(右から2人目)と門下生=浦添市勢理客(下地広也撮影)

 浦添市勢理客に世界松林流空手道連盟会長の平良慶孝氏(73)=範士十段=が指導する「興道館平良空手道場」がある。大宜味村出身の平良氏は高校生の時、島正雄氏の道場に通って空手を始めた。松林流の創始者、長嶺将真氏の下で稽古を積んで師範代として指導し、1995年に道場を開いた。

 週3回、小学生から70代までが修練を積む。モットーは「自分に打ち勝つこと」。平良氏は「敵は自分自身の中にある。耐えて、耐えて、自分に負けてはいけない」と説く。

 長嶺氏は本部朝基氏の直弟子でもあり、さらに本部氏は泊手の「武士・松茂良」と言われた松茂良興作氏の直弟子と説明。平良氏は「敏捷(びんしょう)性と微動な腰使いが松林流の特徴」と解説する。

 「先人が生んだ武道は世界に広がっている。愛好家を増やすことで世界と意思疎通し、恒久平和につなげることが大事」と語った。(学芸部・吉田伸)

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