【平安名純代・米国特約記者】米イリノイ州シカゴで12日夜、「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」が開いた晩餐(ばんさん)授賞式で、同会顧問で琉球沖縄国際支部の創立メンバーだった故・大田昌秀元知事に、平和の実現に大きな功績を残した個人に贈られるハワード・ジン功労賞が授与された。出席した約300人がスタンディング・オベーション(総立ち)で拍手を送り、栄誉をたたえた。

故・大田昌秀元知事

 授賞式では、バリー・レイデンドルフVFP会長が琉球沖縄国際支部のダグラス・ラミス会長らメンバーに賞状と盾を授与した。

 ハワード・ジン氏は、米空軍の爆撃手として第2次世界大戦に参加。後に、大学教授や著述家・歴史家・平和活動家として活躍。販売部数100万部を超えた著書「民衆のアメリカ史」は米国人の歴史観を大きく変えたといわれている。

 レイデンドルフ会長は本紙に対し、「平和を求める活動に人生をささげた大田氏はわれわれの模範。大田氏の情熱を継承し、沖縄の米軍基地問題解決のために活動を続けていきたい」と語った。