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  • 協会けんぽの医療費適正化を目指す3年計画が始まった
  • 全国でも突出して高い沖縄男性の脂質異常者を5%減らす
  • 中性脂肪の高い人が多い運輸業への働き掛けを予定

 全国健康保険協会(協会けんぽ)が沖縄支部をモデルに、医療費適正化を目指す3年間のデータヘルス計画が1日、始まった。全国で突出して高い上に悪化が進む男性の脂質異常者(中性脂肪)の割合を5%減らすことが最大の目標。事業主と連携したウオーキングなどの健康づくり推進や健診受診率の向上を図るなどの事業が動きだす。

沖縄県内の男性は中性脂肪の高い人が多い

 県内では働き盛り世代(65歳未満)の死亡率が男女とも全国1位。主な要因となる虚血性心疾患と脳血管疾患による死亡率も全国で最も高いため、沖縄支部はそのリスクとなる中性脂肪に着目した。

 中性脂肪が高い人が多い運輸業への働き掛けを予定。事業者や業界団体と連携して従業員への健康づくり情報を発信するほか、モデル事業所を選んで継続的な指導を図る。

 医療情報を共有化する県医師会の「おきなわ津梁ネットワーク」も活用。中性脂肪の値が重症レベルに達していながら治療していない人に手紙や電話、訪問で働き掛ける。市町村の公共施設を使った「まちかど特定保健指導」も予定している。