安慶田光男副知事は2日、複数の与党県議と県議会棟で会談し、名護市辺野古の新基地建設問題に関する県の今後の方針決定を、週内は見送る考えを伝えた。「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」を中心に検討が進む、新基地建設阻止を実現するための基金の創設に向けた与党の協力も要請した。

 また、与党会派を中心に辺野古の現地や沖縄セルラースタジアム那覇で開催が予定される大規模集会への参加に、翁長雄志知事が意欲を示していることも伝えた。

 与党への説明に先立ち、翁長知事は1日、知事公舎で安慶田、浦崎唯昭両副知事と弁護士を交え、岩礁破砕の許可取り消しを含む今後の対応を協議した。法的な問題点の精査を進め、来週にも方針を決める。

 安慶田氏は県議との会談で、翁長知事が2~3日まで上京することに加え、4~5日は菅義偉官房長官が来県し知事との会談が予定されているため、週内の対応決定は困難との見通しを説明。与党側も了承した。