【東京】菅義偉官房長官は3日午後の会見で、名護市辺野古の新基地建設について県民の中に賛成、反対のいずれの意見が多いかという問いに対し「それは分かりません」と述べた。

 新基地建設が最大の争点となった名護市長選や知事選、衆院選で建設反対の候補が全て勝利したことで、建設反対の「民意」が示されたという考えについては「基地賛成、反対の選挙結果だけじゃない。振興策や経済政策などいろいろある。総合的な政策の中で選ばれている」と述べ、辺野古問題が最大の争点とは受け止めていないとした。

 2日の会見で「普天間の危険性除去を一日も早く解決してほしいとの多くの意見がある」との発言した真意について、「何回か現場に行き、そこで代表者の方と会った。普天間の危険性除去をなんとかしてほしいというのが沖縄県民の大きな声だった」と解説した。

 5日の翁長知事との会談でも、辺野古移設が決まった経緯を説明し「辺野古移設が唯一の解決策だということを知事と話したい」と述べた。