沖縄県内で寝具の製造・販売に携わる業者4社がこのほど、「沖縄寝具製造協同組合(仮)」を設立することを決めた。県産素材を生かした寝具の開発など「県産寝具」のブランド化を目指す。月内にも登記が完了し、来月上旬に正式発足する見込み。

協同組合の設立を決めた県内の寝具製造・販売の業者4社のメンバー=浦添市屋富祖・眠りの駅浦添店

 組合員は、屋富祖商事、マルイチ、大山タタミ店、眠りの駅浦添店の4社。

 組合の代表を務める屋富祖商事の上間文覚代表取締役は「県内で寝具を製造していること自体があまり知られていない。県内産の寝具の認知度向上や新たな商品開発など、1社だけでは難しかったことを4社が集まることで実現していきたい」と設立の経緯を語った。

 組合設立後の活動として、紅型など沖縄の伝統工芸を取り入れた寝具や、県産のビーグ(い草)を生かした寝具などの商品開発を手掛け、県内外にアピールすることを想定しているという。

 上間さんは「県内企業だからこそ、その土地の環境に合った製品を開発できる。まだ、県産寝具は10%ほどしかシェアがなく、それを90%まで上げることが目標」と意気込む。大山タタミ店の大山正人さんも「“メードインうちなー”の寝具をブランドとして打ち出していけたら」と抱負を語った。