インド沖縄県人会は7月29日、10月30日の「世界のウチナーンチュの日」まで残り90日(8月1日)を前にデリーで会合を開いた。22人目の新会員を迎え、一足先にお祝いムードに包まれた。

 昨年10月にインド各地から9人が集まり発足したインド沖縄県人会。今回、新たにデリー大学の学生、比嘉義秀さんが加わり、総勢22人となった。県人会発足時からの目標だった会員20人超えを1年以内に実現した。会合では、妻が宮古島出身の井上明さんが土産で持参した泡盛で盛大に祝った。

 「ウチナーンチュの日」までのカウントダウンを通じて、沖縄や世界のウチナーンチュと心を一つにし、当日はチムドンドンしながら盛大に祝うことを楽しみにしている。

 県人会では毎月会合を開いたり、インドにある日本人向けの情報誌への情報発信をしたりするなど、会員数を着々と増やしている。主な活動として、昨年10月の第6回世界のウチナーンチュ大会参加をはじめ、同11月にインド・デリーで開催された「ミスター・モデル インターナショナル2016」では、宮古島出身のモデル仲田克也さんを応援した。

 また、ことし3月4日は琉球放送が開催した「さんしんの日」にスカイプで出演するなど、活動の場を広げている。

 県人会副会長で、ニューデリー日本人学校教諭の新里康さんの指導で、日本人学校の学習発表会では子どもたちのエイサーも披露された。

 会長の仲里百代さんはハンドボール王国浦添の出身で、国体選手として活躍した経験を生かし、インドのナショナルチームの外部コーチとして同国の競技発展に貢献している。

 仲里さんは「会員20人を達成し、県人会がますます盛り上がってきたことに大きな喜びを感じている。会では大好きな沖縄の思い出話に花を咲かせ、『よし! 今後のインド生活をまた頑張ろう』と思え、大きな心の支えになっている」と手応えを語った。(喜納兼史さん提供)

(写図説明)ヒンディー語、日本語、英語で「世界のウチナーンチュの日」まであと90日を祝うインド沖縄県人会=インド・デリー