【久高泰子通信員】「沖縄・欧州文化連合会」代表の一人、西平芳子さん(66)=那覇市首里出身、ハワイ在住=が6月28日から9日間、パリに滞在した。来年7月から2019年2月まで、パリを中心にフランス全土で開催される日本文化祭(ジャポニスム2018)に県から参加する企画のため、パリ会員と交流した。

パリを訪れた西平芳子さん(右)と懇談する木寺昌人大使(左)

 木寺昌人大使をはじめ日本文化会館の牧瀬浩一フランス事務局部長と大角友子展示担当、中山理映子・日本政府観光局パリ事務所所長、パリ自治体国際化協会パリ事務所(クレア)を訪問、情報や意見を収集した。

 木寺大使との会談では、好きな泡盛に関する談議が弾んだ。パリクレアには、ことし4月から県の山城拓也氏が所長補佐として任務しており「沖縄の素晴らしい文化をこの機会に紹介すべきだ」との意見で一致した。

 今のところ、県からは前田孝允氏の漆器、紅型展示などを予定する。

 ジャポニスムとは開国後、浮世絵、工芸品などの日本美術が万国博覧会で披露され、フランスを中心に欧州美術界に影響を与えた潮流の呼称。18年は日仏友好160周年で、昨年5月の日仏首脳会談の折に、安倍晋三首相とオランド大統領がフランスで日本文化を大規模に紹介する文化祭を開催することで合意した。

 沖縄・欧州文化連合会は世界中の県系人や沖縄愛好者が欧州との人事、文化、物産交流を目的とし、6年前に設立した。

 多くの会員がおり、沖縄と欧州の交流発展を促進するネットワークを構築している。12年、東日本大震災の復興支援のためのパリ日本祭では、沖縄物産展示と沖縄芸能を披露し、現地の新聞やユーチューブで注目された。問い合わせは、メールokinawaeurope@yahoo.fr