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  • 米海軍の訓練計画が海洋哺乳動物保護法に違反するとの判決が出た
  • 環境配慮が不十分として、訓練地域や内容の見直しを迫られそう
  • 海軍の計画を認めた米海洋漁業局をハワイの環境団体が訴えていた

 【平安名純代・米国特約記者】米海軍のハワイやカリフォルニア州沖における訓練計画をめぐり、計画を承認した米海洋漁業局の判断に対し、ハワイ州連邦地裁が「クジラやイルカなどの海洋動物の保護を定めた海洋哺乳動物保護法(MMPA)に違反する」との判決を下していたことが3日までに分かった。海軍は訓練地域や内容の見直しを迫られる可能性がある。

 AP通信など複数の米メディアによるとハワイの環境団体らは2013年、海軍の計画を承認した米海洋漁業局を提訴。同地裁は3月31日の判決で、海軍の訓練が海洋動物に与える影響はわずかとの同局の主張を退けるとともに、海軍による環境影響評価(アセスメント)が他地域での訓練や代替案の検討を怠るなど、「環境への配慮が不十分」などと指摘した。