解熱鎮痛剤アセトアミノフェン(AA)を製造する国内大手原薬メーカー「山本化学工業」(和歌山市)が、無届けで製品に中国製を混ぜて出荷していた問題で、同社が不正開始について「別製品の試作に使った中国製AAが約13トン残り、在庫処分するためだった」と和歌山県に報告していたことが15日、分かった。

 中国製が混入された「アセトアミノフェン」

 不正のきっかけや動機が判明するのは、一連の問題発覚後初めて。

 同社が県に提出した改善計画書によると、中国製AAを使う製品の計画が2008年にあったとした上で「計画が進展せず、試作に使った中国製AAが残り、当時の管理責任者が在庫処分方法として試案した」と報告した。(共同通信)