沖縄職業能力開発大学校は15日、那覇と本部町、今帰仁村を結ぶ「やんばる急行バス」の運行状況などの情報をスマートフォンなどで確認できるシステムを開発したと発表した。バス乗車中の人数も発信し、バス停で待っていても定員オーバーで乗車できないといったケースを未然に防ぐ狙いもある。システムはやんばる急行バスのホームページに掲載し、24日から利用できる。

やんばる急行バスの情報発信システムのスマートフォン画面(沖縄職業能力開発大学校提供)

 システムは、バスの路線図や各バス停の到着時刻、現在の位置情報などを発信。パソコンやスマホで閲覧できる。同大学校生産電子情報システム技術科の石川功教授が開発した。

 乗車人数は、それぞれのバスに搭載したタブレット端末で運転手が入力。運行しているバスの乗客率を「余裕」「普通」「残少」「満員」の4通りで表示する。やんばる急行バスは那覇空港、本部町の海洋博記念公園、今帰仁村の運天港をつなぐ長距離バス。近年では観光需要の高まりで、出発した早い段階で、乗客数が定員を超えてしまい、それ以降、乗車できないこともあるという。

 地図に記されたバス停をクリックすると、バスが通過した時刻とこれから訪れる予定の時刻を表示する。

 同大学校の担当者は「乗車人数を事前に把握することで、次のバスの時間に合わせるなど次善の行動が取れるようになる」としている。乗車人数の情報を蓄積し、ダイヤ変更にも活用する。