【久高泰子通信員】宜野湾市在住の石川竜一さん(30)の写真展「グランポリホニ-(豪勢な多義音)」が、パリ10区、北駅近くの「ノ-ル(北)画廊」で開催されている。11日まで。3月には写真界の芥川賞と称される第40回木村伊兵衛写真賞を受賞したばかり。

パリで写真展を開催している石川さん=パリ10区

 2010年から3年間、沖縄中をバイクで駆け巡り、出会った人や日常目にする生活のさまざまな場面を撮った40点ほどのスナップを展示。社会の脱落者や麻薬中毒者など、時には強烈なイメージの作品もあり、見る人の心に訴える。

 著名な写真家森山大道氏に「一瞬嫉妬を感じた」と言わせ、注目されている新進写真家。沖縄国際大学社会文化学科卒。在学中から写真にひかれ、10年から那覇在住の写真家・勇崎哲史に師事。11年に東松照明デジタル写真ワークショップに参加。石川さんは「木村伊兵衛賞は周りの皆さんのおかげで頂けた賞。ご恩に報い、いままで通り写真を続けていければそれ以上にありがたいことはない」と話した。