パワースポットとして観光客の人気を集めていた本部町の「備瀬のワルミ」が、ごみ投棄や駐車マナーの悪さを理由に立ち入り禁止となって1カ月が経過した。今も現地を訪れる観光客は後を絶たない。本部町役場や備瀬区には「いつ解除されるのか」との問い合わせが相次ぐ。観光地として生かすか、そのまま立ち入り禁止とするか―。備瀬区は近く区民総会を開き、区の方針を決める考えだ。(北部報道部・城間陽介)

立ち入り禁止の柵が張られている備瀬のワルミ入り口=14日、本部町備瀬

 14日午後、現地を訪ねると、立ち入り禁止にもかかわらず入り口付近にはレンタカーが数台止まり、ワルミ目当ての観光客の姿があった。静岡県から来た20代のカップルは「ネットで立ち入り禁止と知っていたけど、とりあえず来てみた」。沖縄市から訪れた女性は「久しぶりに来てみたけど残念。でもマナーが悪いなら仕方ない」と現状に理解を示した。会員制交流サイト(SNS)でも「(観光客の)自業自得」「規制は当然」などの投稿がみられる。

 立ち入り禁止の柵の前には、以前はなかったコンクリートブロックや廃棄物が放置されていた。地元住民や役場に聞いたが誰がやったのか、その理由も不明だ。