2015年8月の粟国空港で着陸に失敗してから約2年、運休が続いている那覇-粟国定期便について、運航する第一航空(本社・大阪府)は16日、9月上旬の再開意向を示した。8月下旬に粟国村で説明会を開きたい考え。

(資料写真)第一航空のDHC―6―400=2015年

 同社の澤田隆夫・沖縄事業本部長によると今月31日には旅客便運航の態勢が整う。説明会後に週3日、朝夕2往復で再開する。11月には、規定の訓練を終える操縦士が増え、運休前と同じ毎日3往復に戻せる見通し。実際に増便するかは県、村と需要を協議して決める。

 18日には現在、訓練に使っている機体に加え、15年の事故機もメーカーのあるカナダでの修理、同国や日本での検査を終えて沖縄に戻る予定。当面は訓練用とする。澤田本部長は「事故で失った信頼は、説明会で言葉を尽くした上、安全なフライトを続ける中で回復するしかない」と述べた。