沖縄セルラー電話(那覇市、北川洋社長)は6日までに、高校進学のため親元を離れて一人暮らしする子どもたちを経済的・精神的にサポートする「離島ケータイ奨学金」の交付者32人を決定したと発表した。

離島ケータイ奨学金に選ばれた稲川大悟さん(中央)

 同奨学金は、書類審査で選ばれた生徒に携帯電話端末の無償提供や月額利用料を卒業までの3年間免除。高校がない23離島・27校(15市町村)の中学3年生が対象で、本年度からスタート。同社の試算では高校卒業までの3年間で、1人当たり約40万円が軽減されるという。

 交付決定者には個別に端末が手渡された。3月中旬、那覇市の同社を訪れた稲川大悟さん(当時、与那国中学校)は、同社の地元に全力委員会のメンバー、柴田隆之さんから端末を受け取り感謝していた。