日本は第1次世界大戦の1914年、サイパン島を含む南洋群島を占領し、その後、国際連盟から委任統治を託された。21年に国策会社の南洋興発が設立され製糖業などを担うと、沖縄からも移民が急増し42年までに約5万5千人に達した。だが太平洋戦争中の44年7月7日、サイパンの日本軍は米軍との地上戦で全滅。テニアン、グアムなども奪われ各地に建設された飛行場から日本本土への本格爆撃を許し、敗戦は決定的になった。多くの県出身者も犠牲になり、南洋群島で戦死した一般邦人約1万5千人のうち、約1万3千人を占めた。

追い詰められた日本兵や民間人が身を投げたバンザイクリフ

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