翁長雄志知事は6日、キャロライン・ケネディ駐日米国大使との会談を今月中に実現するよう米大使館側との調整を庁内に指示した。普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する立場をケネディ氏に伝え、県民が米軍基地を負担してきた歴史的経緯を説明し、新基地建設断念を直訴する考えだ。

 日米両政府が4月末にも首脳会談をする方向で調整していることを踏まえ、オバマ米大統領と親交が厚いケネディ氏と首脳会談前に会い、米側に自身の考えを伝える必要があると判断した。

 県幹部は6日「知事が5日に菅義偉官房長官に説明した基地負担の歴史的経緯を首脳会談前にケネディさんにも伝える必要がある」と説明した。知事は5月以降に訪米し、米政府に新基地建設断念を直接働きかける意向もあり、訪米前に大使と会談する必要があるとの判断も働いている。