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  • 辺野古埋め立て申請書提出で、元防衛相が報道対策を講じていた
  • 提出日に花見会を開くことで記者を油断させたと講演で明かした
  • 提出時の混乱の報道で反対が広がることを防衛省は懸念している

 【東京】小野寺五典元防衛相は6日に都内であった講演会で、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認申請書を県に提出した2013年3月に、反対する市民に提出を阻止されないよう“工作”していたことを明らかにした。

小野寺五典氏

 小野寺氏は、申請書の提出を控えた同年3月22日に防衛省がある市谷で桜の花見会を開き、防衛省担当の記者らを油断させたと説明。「(その結果)カメラは一つも(提出時の模様を)撮っておらず段ボールの写真しかない。うまくいった」と述べ、提出時期を特定させないために自ら工夫したことを明かした。

 また、市民やメディアを避けるため、11年12月末の未明に辺野古の環境影響評価書を県庁へ運び込んだことにも触れ「こういうのがメディアに映れば映るほど反対が広がっていく」と語った。関係者によると、防衛省は提出時の混乱の様子を撮影されることを避けるため提出時期が表に出ないよう情報管理に気をもんでいたという。