飯島バレエスクール(飯島礼子代表)は創立55周年を記念した第47回定期公演を12日、浦添市のてだこホールで開いた。シンガー・ソング・ライターのCocco(コッコ)やカザフスタンの国立劇場に所属する砂川世里奈ら国内外で活躍する卒業生含む約70人でチャイコフスキー「眠れる森の美女」全幕を披露した。

Cocco(前列中央)らが「眠れる森の美女」を熱演した飯島バレエスクールの定期公演=浦添市・てだこホール

伸びやかな舞でリラの精を演じた砂川世里奈=浦添市・てだこホール

Cocco(前列中央)らが「眠れる森の美女」を熱演した飯島バレエスクールの定期公演=浦添市・てだこホール 伸びやかな舞でリラの精を演じた砂川世里奈=浦添市・てだこホール

 「眠れる森の美女」は童話を元にした作品。美しいオーロラ姫(當山さくら・當間涼)が性悪な妖精カラボス(飯島)の呪いで100年の眠りにつくが、デジレ王子(砂邊良晴)の口づけで目覚める。

 プロローグと第1幕のオーロラ姫を演じた當山は豊かな表情でヒロインの愛らしさを表現。第2幕から主役を引き継いだ當間は切れ味の中に丸みも感じさせる安定した舞で観客から喝采を浴びた。王子役の砂邊とのパ・ド・ドゥでも会場を沸かせた。

 Coccoと砂川は呪いの効き目を和らげるリラの精を前半と後半に分けて担当。Coccoは体の動きと笑みが調和した妖精の柔らかな存在感を表現。砂川は安定した体幹からすらりと伸びた手足を自在に操り、強い輝きを放った。

 同スクール出身で歌手の喜屋武梨乃、フランスでダンサーとして活動する外間結香、カンパニードリームアート所属の上原里佳、役者の川満直哉らも出演した。