食感の良いホルモンに、県産丸鶏から取ったうま味の利いたスープに箸が進む。風味豊かな宮古牛ホル麺(千円)が自慢の逸品だ。

軟らかい宮古牛の小腸が乗った「宮古牛ホル麺」

「おいしい麺料理」を追求する今泉亮店主=16日、宮古島市平良下里

軟らかい宮古牛の小腸が乗った「宮古牛ホル麺」 「おいしい麺料理」を追求する今泉亮店主=16日、宮古島市平良下里

 店主の今泉亮さん(35)が博多で食べたもつ鍋をヒントに考案。地元客から観光客まで幅広く注文を受ける人気メニューの一つだ。ホルモンは軟らかい小腸のみを使用し、その中でも歯でほどよくかみ切れるブランド牛の「宮古牛」だけを使っているため、自家製の細麺との相性も抜群だ。

 2009年11月にオープン。愛知県出身の今泉さんが妻の奈穂子さん(35)と切り盛りする。当初は居酒屋だったが、深夜になると「ラーメンを食べたい」と来る客が多かった。要望に応えるうちにこだわりが出始め、11年ごろから麺類一本に変更した。

 独学で試行錯誤を重ね、麺は小麦の香りが強い全粒粉を使用。もちもちとした食感の「太麺」と、つるっと食べられる「細麺」の2種類の生麺を作り上げた。

 太麺は、県産丸鶏にかつおだしを合わせた「宮古そば」(700円)や、野菜を絡めて味わうピリ辛の「まぜそば」(850円)、魚介スープの「つけそば」(850円)で。細麺は、軟らかい三枚肉の乗った「塩ラーメン」(750円)や、ニラが豊富な「台湾ラーメン」(850円)に仕上げた。

 旅行先で出合った料理で新たなメニューも作る。9月からはココナツカレーのスープに、揚げ麺の乗ったタイ北部の麺料理「カオソーイ」(900円)も加わる。今泉さんは「今後も自分がおいしいと思った味をメニューに加え、多くの人にも感じてもらえれば」と意欲を示した。(宮古支局・仲田佳史)

 【お店データ】宮古島市平良下里570の2。営業時間は午前11時半~午後7時半。休みは日曜・祝日。駐車場は店舗前に軽・小型乗用車用の2台。電話0980(79)0508。