9秒でまるわかり!

  • 小野寺元防衛相が明かした辺野古報道対策は安倍首相の指示だった
  • 政権取材を続けている時事通信の田﨑解説委員が証言した
  • 田﨑氏「安倍首相は政権運営でテレビ対策に気を使っている」

 【東京】小野寺五典元防衛相が2013年3月に、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認申請を沖縄県に提出した際、提出時の模様をカメラに撮られないよう「工作」したことを明らかにした件で、政権取材を続けている時事通信の田﨑史郎解説委員は7日、「安倍晋三首相が、テレビに撮られないよう小野寺氏に指示していたことは私なりに確認している」と述べ、首相の指示があったことを明らかにした。

 菅義偉官房長官は同日の会見で、当時、官邸から指示があったかどうかについて「(小野寺氏の)発言を承知していない。本人から聞いてほしい」と明確にしなかった。

 田﨑氏は昨年末に発刊された著書「安倍官邸の正体」の中で、首相のメディア対応について記述。安倍首相が「テレビに『画』をとられないようにしてほしい」と小野寺氏に指示し、首相は「『(申請書を)運び込むときに混乱しているところがカメラに撮られたら、いろんな番組で取り上げられるようになる』と思った」としている。

 田﨑氏は「安倍首相は第1次政権時の反省もあり、政権運営の手法としてテレビ対策に気を使っている」と話した。