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  • 沖縄最大手のスーパー、サンエーが2015年2月期連結決算を発表
  • 2期連続増収増益。営業収益約1645億円、当期純利益約75億円
  • 高い客単価や外国人観光客増など沖縄経済の堅調さが要因

 沖縄県内スーパー最大手のサンエー(上地哲誠社長)が7日発表した2015年2月期連結決算は、2期連続の増収増益で、売上高にテナント収入を加えた営業収益は前期比4・4%増の1645億5300万円、当期純利益が19%増の75億7200万円でともに過去最高を更新した。県内の経済環境の堅調さや消費税増税後の反動が早期に回復したことで売り上げが伸びた。

サンエー業績の推移(連結)

 売上高は4・3%増の1553億6300万円、経常利益は17・2%増の131億7500万円。1株当たり配当金は8円増配の36円(期末)。

 上地社長は「4月は想定よりも落ちず、5月からは元に戻り順調に伸びた。台風もあったが、経済環境に助けられた」と分析。大型家電や高品質商品が売れて客単価が伸びたほか、外国人観光客による売り上げが伸びていることも要因に挙げた。

 既存店78店の売上高推移では、消費税増税の影響で3月には前年比17・9%増だったが、4月に3・7%減。5月には1・5%増に回復し、その後もプラスで推移した。

 衣料、住居関連品、食料品、外食と全ての小売り部門、ローソン沖縄の直営店2店舗でも売り上げが伸びた。

 16年2月期の連結予想では、売上高は15年比1・5%増の1576億7200万円円、営業収益が1・8%増の1675億2500万円、経常利益は0・5%増の132億4400万円、当期純利益は5・3%増の79億6900万円を見込んでいる。

 上地社長は、イオンモール沖縄ライカムの開店に伴う影響について「競合が激しくなるのは間違いない。落としてはいけないという強気の予算を組んで臨みたい」と「微増収微増益」を維持する考えを示した。