りゅうせきエネルギー(浦添市、與那嶺真正社長)が25日開店のENEOSイオンモール沖縄ライカム店に給油時に発生するガソリンの蒸気「ベーパー」を回収する給油機=写真=を県内で初めて導入する。ベーパーの回収で安全性が高まり、給油時の臭いが軽減できるという。

 給油機メーカーのタツノ(東京都)が製造する「サニーNX D70」を導入する。ノズルの元にゴム製のカバーを付け、給油口との間にできる隙間を防ぎ、給油時に出るベーパーを吸い込む仕組み。ホースには吸引する機能が付いている。

 回収されたベーパーは給油機内の装置で冷され、液化した状態でタンクに戻る。タツノによると、給油時に発生するベーパーの70%を回収できるという。

 排出されるベーパーの回収で、鼻を突くようなガソリン独特の臭いが抑制され、静電気がベーパーに引火する危険性も軽減できる。

 ライカム店ではD70を3機導入、同時に6台の給油が可能。同店の親泊英志店長は「観光客だけでなく、地元の皆さまにも一度体験してみてほしい」と話している。