沖縄産業保健総合支援センター(高良宏明所長)は、県立中部病院と協定を結び、同病院内のがん相談支援センターに、がんの治療と仕事の両立を支援する出張相談窓口を開設したと17日発表した。働きながら診療を受けているがん患者の労務関係の相談に無料で応じる。

(資料写真)沖縄県中部病院

 産業保健総合支援センターは、病気を理由とした退職や、仕事を理由に治療の機会を逃すことを防ぐため、両立支援に取り組んでいる。事業者に対しては職場での病気に関する理解の促進を求めている。

 2010年の国民生活基礎調査によると、がんの治療を続けながら仕事を続けている人は全国で約32・5万人おり、「治療を続けながら働ける環境をつくる必要がある」と、患者の利用を呼び掛けている。

 相談の申し込み、問い合わせは同がん相談支援センター(平日午前9時~午後5時)。電話098(973)4111。