米国に住む新ウチナー民間大使のてい子与那覇・トゥーシーさん(74)=写真左=が9日、県庁に翁長雄志知事を訪ね、「私はアメリカで、基地問題や沖縄の文化を伝える。知事も沖縄のアイデンティティーを守るため頑張ってください」と激励した。知事も力強く「頑張ります」と応えた。

 てい子さんは、母ユキさんが名護市出身ということもあり、辺野古への新基地移設も人ごとではないと説明。「私の周りの県人やアメリカ人は、基地問題を一歩引いて見ている人が多い。自分には関係ないと思っている」と憤る。滞在中に、米軍キャンプ・シュワブゲート前や東村高江などを見て回るという。

 新ウチナー民間大使は、県がウチナーンチュのネットワークづくりを目的に設立した。てい子さんは2006年から大使の認証を受け、ニューヨークでエイサーを教えたり、沖縄タイムスの通信員として現地の状況を沖縄に伝えたりしている。