【東】東村と友好協定を結ぶ福島県北塩原村の特産品販売が10日、東村物産品加工直売所「サンライズひがし」で始まった。物流交流を通した地域活性化のほか、東電福島第1原発事故による風評被害を克服するのが目的。今後、東村のパインや加工品を北塩原村で販売する。同日はコシヒカリや清酒など計11商品が並んだ。

福島県北塩原村の特産品を手にする関係者ら=10日、東村平良・サンライズひがし

 北塩原村には原発事故の放射線被害はないが、吉川一三同村商工会長は「基幹産業は観光だが、風評被害で観光客は6割減の状況」と報告。今後も交流を深め、活性化につなげる考えだ。

 特産品販売は、東村商工会が特産品販路開拓支援事業の一環で実施。物流コストを調べ、継続的に双方で販売できるよう検討を進める。

 島袋徳和東村商工会長は「大きな支援はできないが、『福島は大丈夫』ということをもっと発信していかないといけない」と話した。

 同日の開会式には伊集盛久東村長や小椋敏一北塩原村長らも出席し、交流のさらなる発展を願った。