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  • 鹿児島銀行が10月に那覇市の新都心地区に支店を開設する
  • 行員9人。個人融資で足場を固め、企業向け業務も拡充していく
  • 沖縄で事業展開する取引企業が100社あり、その支援も強化する

 鹿児島市に本店を置く鹿児島銀行(上村基宏頭取)が那覇市新都心地区に支店を開設することが11日までに分かった。開設当初は行員9人程度を配属し、個人向け融資を中心に営業する。夏までに準備室を立ち上げ、10月の開店を目指す。早ければ5月の取締役会で正式決定する。(照屋剛志)

鹿児島市の鹿児島銀行本店

 沖縄では、住宅ローンなどの個人向け融資に積極的に取り組む方針で、店舗は窓口カウンターを構えた1階になる見通し。駐車場も備える。

 個人向け融資で足場を固めた上で、企業向け融資にも業務を広げる考え。将来的には法人部門の担当者も配置する。

 上村頭取はこれまでの会見で、国内の地方都市で人口が唯一増えている沖縄の市場性を評価。個人向け、企業向け融資ともに展開する方針を示していた。

 鹿銀と取引のある企業で、沖縄に拠点を設けるなどし、沖縄で事業展開している企業が100社程度あり、取引企業の支援も強化する。

 上村頭取は「われわれも沖縄とまったく縁がないわけではない」としており、県内企業への営業も積極的に展開する。

 県外地銀の沖縄進出は戦後初めて。県内ではみずほ銀行が支店、三菱東京UFJ銀行が法人融資を主力とする営業所を構えている。