【糸満】沖縄戦などで亡くなった24万1281人のみ霊(たま)を慰める「第8回平和の礎刻銘者追悼清明祭」(主催・沖縄協会)が11日、糸満市の沖縄平和祈念堂で行われた。名簿の納められた沖縄平和祈念像に琉球古典音楽や合唱を奉納し、250人を超える参列者が平和の大切さを世界に伝えると誓った。舞台では日米や南北朝鮮、台湾などの戦没者に平和を築く思いを伝える「弥勒世のお願い」を朗読。「さとうきび畑」のウチナーグチ・バージョンの披露もあった。

第8回平和の礎刻銘者追悼清明祭で、戦没者に手を合わせる参列者ら=11日、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂

 沖縄戦のさなかに生まれたという八重瀬町の仲里廣茂さん(69)は「県民だけでなく、礎に刻まれた全ての人を供養するという発想が素晴らしい。今後も続けてほしい」と話した。