【糸満】82年前、大阪朝日新聞の記者が糸満の風景や人々を捉えた写真パネル約60点を展示する「1935沖縄・糸満 写真にみる故郷」が22日、沖縄県糸満市潮崎町の糸満市役所1階市民ホールで始まった。入場無料で9月1日まで。同市教育委員会、朝日新聞社、沖縄タイムス社の共催。

会場で出会った人同士で、写真に写る82年前の糸満を巡る会話が弾んでいた「1935沖縄・糸満 写真にみる故郷」展=22日、糸満市役所

 1935(昭和10)年に沖縄随一の漁村だった旧糸満町(現在の糸満市糸満)で漁や商い、葬礼など人々の営み、赤瓦が軒を連ねる家並みなどが並ぶ。沖縄タイムス社の連載や特集記事のほか、知っている情報を書き込める冊子もある。訪れた人同士で当時のことを話し合うなど、会話が弾む模様も見られた。

 主催する安谷屋幸勇教育長は「沖縄を象徴する集落として糸満を選び、写した写真。当時を子どもたちに伝えるいい機会」、上原昭市長は「貴重な資料で、常設展示にも取り組みたい」と話した。

 展示は午前8時半~午後7時(土日除く)。最終日は午後1時まで。問い合わせは市教委生涯学習課、電話098(840)8163。

会場で出会った人同士で、写真に写る82年前の糸満を巡る会話が弾んでいた「1935沖縄・糸満 写真にみる故郷」展=22日、糸満市役所