【名護】任期満了に伴う来年2月4日の名護市長選で、現職の稲嶺進氏(72)は23日、名護市内で会見し、3選を目指し立候補する考えを表明した。「政府の沖縄に対する無慈悲な仕打ちとも思える辺野古強行に強い危機感を持っている」とし、「あらゆる権限や手段を行使し、この問題に終止符を打つ覚悟だ」と決意を語った。

稲嶺進氏

 翁長雄志知事に代わり出席した浦崎唯昭副知事は「来年の知事選の前哨戦として極めて重要な選挙。(新基地建設阻止に向け)身をていしてまい進する市長に期待する」と激励した。

 最大の争点について問われた稲嶺氏は「辺野古を抜きにした市民の投票行動は有り得ない」と強調。岩礁破砕許可を得ずに工事を進める政府に対し「違法な方法と言わざるを得ない。建設に必要な市の許可も一つも得られていない」と手続きの不備を指摘した。

 自民党県連名護市支部は野党市議の渡具知武豊氏(56)の擁立を決めており、一騎打ちとなる見通し。同支部は9月8日に渡具知氏の政策発表会見を開く方向で調整している。