【八重瀬】沖縄美ら海水族館の移動水族館が12日、八重瀬町長毛の老人ホーム・イリーゼ八重瀬で開かれた。水族館に足を運ぶ機会の少ない人たちのためにホームの職員が企画。地域の人や入居者たちが、トラックに備えられた水槽に顔を近づけ、カラフルな魚たちを熱心に見入っていた。

色鮮やかな魚たちを見学する子どもたち=イリーゼ八重瀬

 移動水族館には、18種類約50匹の沖縄近海に生息する魚を展示。水槽内を、グルクンやオジサン、ハリセンボン、色鮮やかなカスミチョウチョウウオなどが優雅に泳ぎ回り、来館者を楽しませていた。このほか、駐車場の壁に全長8・5メートルのジンベエザメが写った横断幕を掲示。子どもたちが幕の下で、両手を広げて大きさを確認したりしていた。

 家族と一緒に訪れた具志頭小6年の宇地原青夏さん(11)は「アバサーが、プゥーとまん丸に膨らんだ」と声を弾ませ「とってもかわいい」と笑顔。広島県出身で半年前に入居した鹿谷咲子さん(83)は「色鮮やかでとってもきれい。ぜひ、本部の沖縄美ら海水族館に行ってみたい」と声を弾ませていた。