◆沖縄そば29杯完食を目指す物語です

 前回(1~3杯4~6杯)からの続き。

 那覇市のまちぐゎー案内所・ゆっくるが発行する「ゆっくる新聞」と沖縄そば店のコラボ企画「沖縄そばスタンプラリー」に筆者が挑戦。29杯を食べ切って、沖縄そばじょーぐーに、私はなる!

 6杯食べてバッジをもらったのをいいことに、少し気が抜けて2日ほど休む。のちに思うのはこの辺りのスピードダウンが後半の私を追い詰めたということだ。後悔先に立たずとはまさにこのこと。

 喜び勇んでリュックにバッジを着けている場合では全くない。もう一度言う。「この日の私よ、もっと食っとけよ」

【7杯目】ちまきと店主の人柄もイイね・・・「茶房&Gallery華」

 そんな未来の私の嘆きをよそに、8月5日、土曜の昼下がりでバイトが休みにもかかわらず、バイト先の目の前にある「茶房&Gallery華」を訪れた。

上品な沖縄そばに、ちまきが合う「茶房&Gallery華」

 以前にもそばを食べに来たことがあり、おいしかったことを記憶していた。店主の喜久山さんの笑顔に迎えられ、安心してカウンターでお目当てのそばを待つ。

 10分もしないうちにそばはやってきた。お待ちかねの7杯目は、沖縄そばとちまきのセット、650円。

 出汁は豚骨のみだが、ものすごく透明。その秘訣は、アクを丁寧に取ること。「夫の母に鍛えられて沖縄料理も得意になったの」と笑顔で教えてくれる。

喜久山さんとの会話も、楽しみの一つ

 そばは喜久山さんが好きな細麺で、薄く切られた三枚肉と縦長のかまぼこが寄り添う姿を透明な出汁が上品に引き立てている。そばとタッグを組むのは、ちまき。沖縄そばだけでは満腹にならないと言う男性のお客さんの要望から、ちまきを付けたのだそう。

 「沖縄そばにちまきって…⁉」と思ったあなた。侮るなかれ。普通のちまきな訳がない。月桃の葉が美しい三角形をかたどり、ゆっくりほどくと、中にはもち米で作ったチンヌク(里芋)ジューシーが待ち構えていた。

 喜久山さん自身は月桃が苦手。ちまきの香りと、値段が張る笹の葉に比べて月桃が身近にあるから、使用しているそうだ。ちなみに里芋が入っているので夏場は痛みやすく、持ち帰り用には冷凍で販売している。

ちまきの月桃の香りに、風情も楽しめる

 現時点で上位にランクインするぐらい、ここのおそばとちまきは好みだ。

 沖縄そばはお約束のスープまで飲み干し、ちまきも完食した上に、「友達へのお土産に♡」と持ち帰り用でちまき2個も買ってしまった。もちろん2個とも、私のおなかへ。体重は増加する一方である。

《筆者・たまきのそばデータ》
・店名:茶房&Gallery華(那覇市松尾2-7-7、電話098-861-4363)
・メニュー:沖縄そばとちまきセット650円(空腹で臨戦モードの私がスープを飲み干し、ちまきも余裕で2個は食べられるサイズ)
・雰囲気:土曜日のランチタイムを過ぎた時間だったので、ひとりでのんびり過ごせた。喜久山さんとお話をしていると、その人柄に癒やされちゃいます。