沖縄戦で焼失した円覚寺(那覇市首里当蔵町)の詳細な測量図面7枚(9平面図)がこのほど見つかり、沖縄美ら島財団首里城公園管理部総合研究センターが16日、報道陣に公開した。県教育庁が復元を進めている三門(山門)の平面図もあり、精度の高い復元につながるとしている。

報道陣に公開された戦前の円覚寺の図面=16日午後、那覇市・首里城公園管理センター

 図面は同財団収蔵の森政三(1895~1981年)コレクションに含まれており、県教育庁の復元事業に併せて整理した。円覚寺は33年国宝に指定されている。同財団は平面図の製作年代は33~36年ごろと推測している。

 ほかに、見つかった図面は寺の中心建造物である仏殿や方丈(龍淵殿=りゅうえんでん)はじめ鐘楼などの伽藍(がらん)で、将来の復元事業があった場合、重要な資料となるという。

 同財団は平面図を17日から、首里城公園南殿2階特別展示室で「守れ!琉球の宝」と題して、一般公開する。6月30日まで。