【宮古島】一昔前は宮古島の山野などに自生し、甘酸っぱい春の味覚として親しまれてきたザウカニ(グミの実)狩りを楽しんでもらおうと、宮古島市上野の大野果樹園は10日から3日間、「ザウカニ祭り」を開いた。訪れた人は「懐かしい」と喜び、実を摘んで袋いっぱいに入れていた。

昔の味覚を思い出し、ザウカニを摘む来園者=宮古島市上野の大野果樹園

 以前は野山などに自生するザウカニを採りに出掛けることが、子どもたちの楽しみだったが、最近はめったに見ることができなくなっているという。

 来園者は「昔のより大きいね」「よく食べたもんだよ」などと、楽しみながら実を摘んでいた。

 同園の与那覇寿(たもつ)さん(40)は「お年寄りが懐かしんで食べてもらっている」と多くの来場を喜んでいた。