日ごろ外食の機会が少ない子どもたちに、目の前で職人が握ったすしを振る舞う昼食会が19日、沖縄市諸見里の居酒屋「花見」で開かれた。地域で子どもの居場所づくりに取り組むNPOももやま子ども食堂を支援しようと、店のオーナーの富永雄一さんや稲嶺隆之市議らが子ども食堂を利用する子どもたちを招待。小中学生やスタッフら14人が自慢のにぎりずしや巻きずしの味を楽しんだ。

子どもたちにごちそうするすしを握る石嶺竜也店長=19日、沖縄市諸見里・居酒屋「花見」

 石嶺竜也店長がマグロやサーモン、卵などを次々と握り、カウンターに差し出すと、子どもたちは「わあ、おいしそう」と歓声。色鮮やかなすしに手を伸ばし、次々と平らげた。

 富永さんは「皆さんの笑顔が見られてうれしい。おなかいっぱい食べて」とあいさつ。石嶺店長は「回転ずしとひと味違うところを楽しんでほしい」と目を細めた。

 小学生の女子の一人は「朝から楽しみで待ちきれなかった」と笑顔。小3の男子の一人は食べ終わった後、「おいしいおすしをありがとうございました」と感謝した。

 ももやま子ども食堂スタッフの菅原耕太さんは「本格的なすしを初めて食べたという子もいて、いい経験ができた。企画してくれた地域の皆さんに感謝したい」と話した。