軍事情報などが敵に漏れるのを防ぐこと。1937年改定の軍機保護法、41年施行の国防保安法といった秘密保護法制で軍事や政治、経済などあらゆる分野の機密の漏えいや収集などが取り締まられ、最高刑は死刑だった。第32軍(沖縄守備軍)は「防諜(ぼうちょう)に厳に注意すべし」との方針の下、スパイの取り締まりを徹底。陣地構築などに動員され、軍の情報を知りうる立場にあった住民の言動を厳しく監視し、ウチナーグチの使用も禁じた。防諜意識を広めるため「軍機を語るな」「一億無言の銃を取れ」などの標語が各地に掲げられた。