自民党沖縄振興調査会(猪口邦子会長)が、返還された宜野湾市の西普天間住宅地区の跡地利用に向けて小委員会を今月内にも設置する。18日、市役所で佐喜真淳市長と又吉信一宜野湾市軍用地等地主会長に報告し、意見交換した。

 小委員会は西普天間の同会ワーキングチーム(島尻安伊子座長)を格上げし、琉球大学医学部や付属病院の移設や重粒子線治療施設など県や市が要望する国際医療拠点の形成に向け、総合的に支援するのが狙い。

 メンバーは閣僚経験者も含め調整中で、島尻氏は「予算面も含めてしっかり後押ししたい」と述べた。ワーキングチームでは、新薬の開発研究機関「沖縄ヘルスメディカルイノベーションセンター」の構想もまとめている。

 佐喜真市長は、国道58号に面する米軍キャンプ瑞慶覧のインダストリアルコリドー地区の早期返還や国際医療拠点の形成へ支援を求める要請書を手渡した。小委員会の設置には「私たちの要望を聞き入れ、実現できるように党として取り組んでほしい」と歓迎した。