【ウトゥ・カカジ通信員】ワシントンDCテキスタイル博物館(1925年設立)がこのほどジョージ・ワシントン大学に合併され、同大学敷地内にオープンした新館で2016年秋に「紅型展」が開かれる。同大学と同博物館、沖縄県の共催。「沖縄ソフトパワー発信事業」の一環。

大盛況だった紅型ワークショップ=ジョージ・ワシントン大学内

 同博物館でキュレーターを務めるタルボット・リー氏は「約85点の展示品が、県立博物館・美術館、那覇市歴史博物館と、沖縄ちゅら島ファンデーションから借り、約604平方メートルの大きさのスペースで展示される」と紅型展の規模を説明する。このほど同大学で行われたグランドオープニングでは、県から派遣された技術者による「紅型ワークショップ」が大好評だった。紅型染め体験コーナーのために用意された250の染めキットもあっという間に品切れになった。

 テキスタイル博物館館長のジョン・ウェテンホール氏は「オープニングには2千人余りの来館客があり、約700人が紅型ワークショップ・コーナーを訪れた。開館イベントの成功はこの企画に貢献するところが大きかった」という。タルボット氏は「来年のワシントン桜祭り期間にもまた紅型ワークショップを開けることを望んでいる」と話す。

 同大学はホワイトハウスから徒歩10分内の好立地。16年の「紅型展」ではインターナショナルな観客の来館が期待される。