【八重山】八重山地方は19日未明から大気が不安定な状態となり、与那国空港で午前4時すぎまでの1時間に130・5ミリと猛烈な雨を観測、2003年の観測史上最多記録を更新した。町内ではブロック塀が倒れるなどの被害が出た。

 気象庁によると、低気圧や前線に暖かく湿った空気が流れ込んだのが原因。数年に1度の短時間の大雨だとして、記録的短時間大雨情報を出していた。

 同空港の12時間雨量は251・5ミリで4月の観測で最多となった。

 与那国町によるとブロック塀の倒壊が2件、道路の一部陥没、冠水による通行規制2件の被害報告があった。床下浸水などは確認されていない。

 同町担当者は「午前2時から4時にかけて台風並みの雨だった。木造家屋では雨漏りしている可能性もある」と被害の広がりを懸念。祖納集落に住む女性(35)は「最初に雷が鳴って、どしゃ降りになった。朝までは豪雨で音もすごかった」と振り返った。