風雨に負けず歯を食いしばる選手たちを沿道の市民が励ました。初めてバイクコースとなった伊良部島の大橋のたもとには「歓迎」の横断幕が掲げられた。アスリートの戦いを初めて間近に見る島民も多く、声を張り上げて応援を楽しんだ。

初めて設定された伊良部島を巡るコースの沿道で声援を送る島民ら=宮古島市伊良部

 午前8時45分。約4キロの伊良部大橋を渡り、トップ選手が島に「上陸」した。雨に打たれながらも食い入るように選手を見つめていた吉浜崇浩さん(38)は「地元で、生で見ることができて感激。迫力があって興奮します」。

 この日は一時、時速40キロで走行すると、顔に刺さるほどの強い雨が降った。急カーブでは転倒者が相次いだ。沿道の島民は「ゆっくり、ゆっくりね。気をつけてー」と身ぶり手ぶりを加えて、選手に声を掛けていた。

 一斗缶をたたいて声援を送っていた仲地亮子さん(71)は「初めての応援で最高。声がかれるまでやりますよ」。伊良部小前で友人らと手をたたいた同小6年の塩川貴哉君(11)は「速くてびっくり。かっこよかった。いつか自分も出てみたい」と笑顔を見せた。