琉球諸島に広く分布する琉球石灰岩が浸食されてできた自然の洞窟のことで、本島中南部などに多く見られる。古くから墓や貯蔵所などさまざまな目的で使われてきた。

 沖縄戦では住民らの避難場所になったほか、日本軍の陣地や野戦病院としても使われた。戦況が厳しくなると、撤退してきた日本兵が入り込み、住民を外に追い出したこともあった。追い出された住民は、砲弾が飛び交う戦場での避難を余儀なくされた。