【東京】海上保安庁は29日、総額2303億4200万円となる2018年度予算概算要求をまとめた。17年度当初予算から9%増額し、要求額は過去最高となる。尖閣諸島の領海警備体制の強化のため、17年度当初予算比で約106億円増の229億6千万円を計上した。

(資料写真)巡視船「おきなわ」=2013年撮影

 尖閣の警備は海洋進出を強める中国などへの対応が念頭にある。ヘリコプターを搭載できる巡視船1隻、大型巡視船1隻、巡視船に搭載するヘリコプター1機の整備費を盛り込んだ。尖閣のほか、大規模事案への対応も想定しており、配備先は決まっていない。

 宮古島市城辺に射撃などの訓練施設を整備するため、17年度からの継続で約2億円を要求した。