【うるま】旧暦3月3日から5日まで執り行われる平安座島の伝統行事「サングヮチャー」で、中日にあたる22日、五穀豊穣(ほうじょう)や大漁を祈願する「トゥダヌイュー」と「ナンザモーイ」があった。

沖に浮かぶ岩礁「ナンザ」を目指す住民ら=22日、うるま市与那城平安座島

 平安座島のサングヮチャーは100年以上続く島最大の年中行事。中日の儀式は島外からも見学者が訪れ、盛大に催される。

 神女に魚をささげるトゥダヌイューでは、地域の女性たちが歌や太鼓を演奏し、魚をもりで突き刺す舞を披露した。

 ナンザモーイは、陸から約400メートル沖にある岩礁「ナンザ」で島の発展を祈る儀式。タマンを模したみこしと「大漁豊祝」ののぼりを先頭に約80人が歩いて岩まで渡り、住民の安全と健康を祈った。

 タマンみこしを担いだ彩橋中3年の与那嶺諒君(14)は「担ぎ手ができるのは中学生まで。精いっぱいやって楽しみたい」と、大きな掛け声で盛り上げていた。