沖縄市高原の自宅でNPO法人代表の上江田紫寿江(本名・靜江)さん(63)が刺殺された事件で、県警特別捜査本部は23日午前、別の窃盗容疑と住居侵入の容疑で逮捕・送検されていた住所不定無職の少年(18)を、強盗殺人などの容疑で再逮捕した。

 これまでの調べによると、上江田さんは9日未明から明け方にかけて自宅で殺害された。死因は、背部を刃物で刺された大動脈損傷による失血死。顔に何らかの衝撃を受けたような皮下出血などもあったという。

 県警は、殺人現場に残された指紋が少年と一致したことなどから少年を重要参考人とみて慎重に捜査を進めていた。少年は、沖縄市内の別の民家での窃盗容疑で逮捕、送検されていた。

 上江田さんは約30年間、引きこもりや不登校の子ども・若者の育成支援に尽力した県内の草分け的存在だった。厚生労働省や内閣府からも表彰されている。