9秒でまるわかり!

  • 万座、ハーバービュー、石垣リゾートの3ホテルの経営権を譲渡
  • シンガポール政府系のホテリエグループが6月から経営にあたる
  • ホテルの名前や業務内容、従業員の雇用は変わらず継続される

 米証券会社大手のモルガン・スタンレーのグループ会社で、全国でホテル事業を手掛けるパノラマ・ホテルズ・ワン(東京都、井上直樹代表取締役)が経営するANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー(那覇市)など沖縄県内3ホテルの経営権を、シンガポール政府投資会社(GIC)の関連会社ザ・ホテリエ・グループに譲渡することが24日、分かった。実際のホテル業務は引き続き、全日空と業務提携する運営会社IHG-ANAに委託する方針で、名称や業務内容は変わらない。従業員も継続雇用される。(久高愛)

経営譲渡が決まったANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー=24日、那覇市

 経営譲渡は6月1日付。ハーバービューのほか、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート(恩納村)、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート(石垣市)の3ホテル。すでに従業員説明会を終えている。

 GICは三つの経営会社を設立し、各ホテルを個別に運営・管理する。

 パノラマ・ホテルズ・ワンは県内に3ホテル、東京でANAインターコンチネンタルホテル東京の計4ホテルを経営。経営譲渡は東京のホテルも含まれている。

 ホテリエは、これまでパノラマ・ホテルズ・ワンが一括管理していた国内4ホテルを分割。各ホテルと経営会社をセットで、個別に運営・管理する。パノラマホテルズの広報は「経営譲渡されても、サービスや従業員の雇用環境が変わることはない」としている。

 全日空は2007年に、国内で直営する13のホテルをモルガン・スタンレーに売却。県内3ホテルの経営権はパノラマ・ホテルズ・ワンに引き継がれた。