紅型作家の新垣優香さん(29)は、朝日新聞社が3月に開設したクラウドファンディングサイト「A-port」を利用して制作資金を集め、紅型(びんがた)デザインの食器を作っている。

クラウドファンディングで資金を集め、紅型デザインの食器を制作している新垣さん(新垣さん提供)

 クラウドファンディングとは、インターネット上で不特定多数の人から少額ずつ資金を集めるシステム。

 新垣さんは、紅型をもっと身近に使ってもらおうと食器に転写するアイデアを思いついた。サンプル制作の費用を集めようと支援を呼び掛けたところ、1日で目標の50万円を達成した。24日時点では、187人の支援者から約126万円が集まっている。

 同サイトの担当者は「少額ずつを集めるクラウドファンディングで、即日達成は異例。注目度の高さが反映されたのだろう」と話す。

 新垣さんは、クラウドファンディングの魅力を「自分の作品をアピールしながら資金集めができる。ものづくりに携わる人は上手に活用し、新しい道を開いてほしい」と語った。

 資金は、生産量を増やすため、5月29日まで募る。食器は支援者への特典として配布する。新垣さんの支援は同サイトで。