1世紀前、ブラジルへ向かった初の日本人移民船「笠戸丸」。乗船人数の4割を占めた県出身者325人のその後を追った「笠戸丸移民 未来へ継ぐ裔孫(えいそん)」(沖縄タイムス社)の著者、赤嶺園子さん(74)=ブラジル在住、写真中央=が25、27日に県内で講演会を開く。

 ブラジルには現在、15~18万人の県系人がいるが、1908年の移民船「笠戸丸」が始まりだった。赤嶺さんは「帰りたくても帰れなかった先人たちの苦労をしのぶことで、ふるさとの大切さを感じてほしい」と話す。

 講演会は25日午後2時からうるま市の具志川公民館、27日午後2時40分から琉球大法文学部201教室で。問い合わせは、主催する沖縄ブラジル協会の勝連盛豊会長、電話090(9785)2207。