9秒でまるわかり!

  • 今年沖縄で震度1以上の地震は8月末までに44回。うち8回は震度3以上
  • 沖縄周辺ではM0.5以上が1万回超。「地震が多いところ」と気象台職員
  • 家具の固定や、「もしもに備えて家族で話し合って」と呼び掛けている

 沖縄気象台によると、沖縄周辺では今年1月1日から8月29日までの間に、マグニチュード0・5以上の地震が1万807回あった。県内で震度1以上を観測した地震は44回、うち8回は震度3以上だった。2014年から16年で震度1以上の地震が観測された回数は各年とも全国に比べても多い。(社会部・川野百合子)

沖縄地方の2017年7月の地震分布図(沖縄気象台HPより)

沖縄地方周辺で観測された地震の回数(2014年~17年8月29日まで)

沖縄地方の2017年7月の地震分布図(沖縄気象台HPより) 沖縄地方周辺で観測された地震の回数(2014年~17年8月29日まで)

 「『沖縄には地震は来ない』と言われるのは間違い。沖縄は地震が多いところ」と沖縄気象台地震火山課の職員は断言する。南西諸島は、ユーラシアプレートとフィリピンプレートの境目近くにある。プレートの押し合いやずれで地震が起こりやすい。大地震発生の危険性もあるという。

 16年1年間ではマグニチュード0・5以上の地震が1万5219回。震度1以上は98回、そのうち震度3以上は6回だった。前年の15年を見ても、マグニチュード0・5以上の地震が1万4568回、震度1以上は77回、震度3以上が12回観測されている。

 震度1以上を観測した回数を都道府県別に比べると、14、15年は16番目に多く、16年は21番目で全国平均を上回る。

 気象台は、地震が起きる前に部屋にスリッパを置き避難時に備える、家具を固定するなど簡単な防災を紹介。「もしもに備えて、家族や近所で話し合ってほしい」と呼び掛けている。