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  • 県系3世で米ハワイ州のイゲ州知事と安慶田副知事が初会談した
  • イゲ氏は翁長知事の立場に理解を示すも「日米政府の問題」とした
  • 両知事の会談や、ハワイ選出連邦議員との意見交換など協力の意向

 県系3世で米ハワイ州のデービッド・イゲ州知事は安慶田光男副知事との初会談で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志知事の立場に理解を示しながらも「両政府間の問題であり、直接解決できるものではない」と語った。25日夜、4日間のハワイ訪問を終えた安慶田氏が那覇空港で明らかにした。

ハワイのイゲ州知事との会談内容を語る安慶田光男副知事=25日午後9時15分ごろ、那覇空港

 安慶田氏は24日、県首脳として県系3世のイゲ知事と初めて会談。安慶田氏が昨年11月の知事選で辺野古移設反対を掲げた翁長知事が当選した県内の状況を説明し、イゲ氏が辺野古問題への見解を語った。

 一方で、イゲ氏は5月以降に翁長知事が訪米する際、ハワイで会談する意向があることや、ハワイ州選出の連邦議会議員と翁長氏との意見交換の場を設定するなど、協力する考えを伝えたという。

 また、県とハワイの姉妹都市締結30周年の節目で、7月のハワイ式典に翁長氏、10月の沖縄式典にイゲ氏が相互に訪問する計画に賛意を表明。祖父の出身地である西原町を訪れ、「親戚に会いたい」と沖縄訪問を楽しみにしている様子だったという。

 安慶田氏は米海兵隊カネオヘ・ベイ基地を視察し、太平洋海兵隊司令部のサンプソン国際政策課長から基地の概要や沖縄の海兵隊の一部をハワイへ移転する米軍再編計画の進捗(しんちょく)状況などの説明を受けた。